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2007年02月07日

ShirtsBakkaインタビュー第1回 下江教子さん(ShirtsBakkaオーナー)

シャツバッカオーナー下江教子今回から始まりました「ShirtsBakkaインタビュー」。今後ShirtsBakkaに関わるいろいろな人にお話を伺っていこうと考えています。記念すべき第1回目のインタビューはShirtsBakkaのオーナーでもある下江教子さんを、Webデザインを担当した松本俊哉が取材致します。

── こんにちは。今日は宜しくお願い致します。
教子 こんにちは。恥ずかしいですが、宜しくお願い致します。
── 早速ですが、ShirtsBakkaをはじめたきっかけを教えて下さい。
教子 はい、2000年に(株)ブルーメイトのMDだった主人が退職して、会社をたちあげたのが、きっかけということになりますかね。2001年に横浜ルミネにおいて、インポートの販売代行の店をはじめました。何故インポート?と思われるかもしれませんが、もともと主人は、インポートのはしりの頃、インポートものを中心とした仕入を他の会社でしていましたので。
── ShirtsBakkaでスタートしたのではなかったんですね?
教子 はい。ShirtsBakkaは2001年8月より、新宿ミロードにおいてスタートしました。恵比寿にきたのは2005年3月です。
シャツバッカ店内風景
── 初めて、友人の池谷君とShirtsBakkaに来た時、面白いネーミングだと思ったのですが、Shirts"ばっかり"という事なのですか?それとも、Shirts"馬鹿"ですか(笑)
教子 会社スタート時に、一緒にはじめたスタッフがつけた名前です。Shirts"ばっかり"からつけた名前だと思います。
── 今はShirtsばかりではない品揃えのように見えますが、変わってきているのですか?
教子 はい。今は屋号という感覚ですね。あくまで、アーティスト中心の小物から服を扱う店のつもりです。
── お店のコンセプトが、「アーティストとコラボした作品を売る」ということなのですか?
教子 まあ、そうですね。コンセプトは、デザイナーズではないけれど、年齢に拘ることなく、可愛くて、おしゃれに着れるもの。生活を楽しめる物たちをご紹介したいという事です。
── 特にシャツということではないのですね?
教子 スタート時がオリジナルシャツでしたから、当然シャツがメインになっていますが、もっと気軽にアートを身近に楽しんでいこうよという事ですから、だんだんと変わっていくと思いますが、シャツをやめるわけではないですよ。
── 単純な質問ですが、何故アーティストとのコラボなんですか?
教子 私には、デザイナーの素質が無いからですよ(笑)。それと、恵比寿で夫婦2人でやっていくと決めた時、アート中心にしたいと思いました。そもそも、ミロード時代の店長と朝武さんが友人だった事が、アートとのコラボの始まりです。
── もともと、アートに興味があったのですか?
教子 私はアートというより、日本文化が好き、というか、小さい頃から日本文化の末端に触れて育ってきたので、仕事が文化的なアートと結びつくのは、理想でした。私が触れてきたのは、あくまで、日本の伝統的な文化なのですが。
── 日本文化というと具体的にはどんなものなのでしょうか?
教子 私の父はバブルより昔の頃ですが、松竹の録音技師でした。裕福ではありませんでしたが、古い言い方ですが、ちょっとだけハイカラな環境でした。私を育ててくれた母は、俳人の中村貞女先生の門下生で、吟行というと小さな私を連れて行きました。又、茶道と華道を教えていましたので、小さい頃から習わされていました。高価な物ではないけれど、お茶道具や華やかな着物や帯が身近にあり、花を活ける事も生活の一部でした。絵画はどうかというと、琳派が好きで、大好きなのは俵屋宗達さんです。タイムマシンがあるのなら、宗達さんのもとに押しかけ女房でいきたいくらい惚れています(笑)。
── タイムスリップは出来ないですね!(笑)。ですが、何故、現代アートなんですか?
教子 特に現代アートにこだわっている訳ではありません。現に、京友禅の蒼三さんにはお世話になっています。私は、美術を勉強してきたわけではありませんし、たいした知識もありません。あくまで感覚で、例えば、花を活ける時も自然の花の鮮やかな色の素晴らしさをいかに生かすか、そして、バランス感覚も必要です。いらない葉を落としたり花の組み合わせも重要になります。又、俳句に季語があるように、茶道具にも季節を感じる美しさと鮮やかさ、そして侘びさび。茶道具も組み合わせが重要です。それを、現代風に服や小物達をアーティストの皆さんに表現していただけたら、なんて素敵と思っています。上手く言い表せないですが、有名デザイナーの服でもなく、高名なアーティストの作品でもなく、立派な美術品でもなく、高価な工芸品でもなく、趣味のクラフトでもないけれど、生活の中に、粋に、自然に、おしゃれに、アートが入っている感じ。私自身がポップな物から何でも、もっと楽しみたいと思っています。
── ShirtsBakkaの話に戻りますが、お店には可愛い商品が多いと感じるのですが、教子さんにとって可愛い物ってどんな物ですか?
教子 よく、かわいいー!と言われます。多いと言われれば多いかもしれませんが、色や絵のイメージで決め付けがちですよね。1つの枠にはめないで、物を見てほしいのです。それと「かわいい」=「幼い」ではないと思っています。着る人、身に着け方で、可愛さは素敵にもなりますよ。
── なるほど、かっこ良い人が可愛いいものを着てもかっこ良いですよね。最後に、今後の抱負を聞かせてください。?
教子 はい、ショップについては、より一層お客様のご要望にお答えできるようにサービスの充実につとめていこうと思います。販売方法に関しましては、5月以降ネットショップ中心になる予定です。詳細についてはいずれ改めてお話させていただきます。今後は、もっと広く、アーティストの皆さんといろいろな可能性にチャレンジしていきたいです。
── 小売だけでなく、もっといろいろな事に挑戦していくという事なんですね。今後が益々楽しみですね。今日はありがとうございました。
教子 どうぞ、今後もShirtsBakkaを宜しくお願い致します。どうもありがとうございました。